結論|二人の記念日と手続きやすさを先に決める
入籍日を選ぶときは、まず二人にとって覚えやすい日、仕事や家族の都合、婚姻届を確実に出せる日を確認しましょう。その中から暦のよい日を選ぶと、吉日に振り回されにくくなります。
候補としてよく選ばれるのは、大安、天赦日、一粒万倍日です。ただし三つすべてが重なる日を待つ必要はありません。それぞれ由来の異なる暦なので、二人が大切にしたい意味を一つ選べば十分です。
入籍日に選ばれる主な吉日
大安|分かりやすく家族にも伝えやすい
大安は六曜の一つで、一日を通して吉とされます。広く知られているため、家族と日取りを相談するときにも説明しやすい日です。
六曜は旧暦の日付をもとに巡る暦注で、天赦日や一粒万倍日とは別の仕組みです。大安だけを選んでも、ほかの吉日が重ならないから足りないということはありません。
天赦日|新しい節目を始める日
天赦日は万事にわたって吉とされ、新しい生活を始める候補日に選ばれます。年に数回なので、記念日や予定と自然に合う場合に取り入れましょう。
一粒万倍日|二人で育てる始まりの日
一粒万倍日は、小さなものが大きく育つという意味から、家庭や関係を育て始める日の候補になります。月に数回あり、日程を合わせやすい点も特徴です。
不成就日や仏滅と重なったら?
大安や天赦日に不成就日が重なったり、一粒万倍日が仏滅にあたったりする場合があります。
どちらを優先するかについて、全国共通の決まりはありません。気になる場合は別の候補日を選び、記念日として大切な日なら、一つの暦だけで諦める必要はありません。二人と家族が納得できることを優先してください。
語呂や記念日で選んでもよい?
もちろん構いません。交際を始めた日、誕生日、祝日、覚えやすい語呂の日なども、二人だけの意味を持つ立派な候補です。
暦の吉日は「この日にしなければならない」という命令ではなく、決心を後押しする目印です。記念日と吉日が一致しなくても、入籍後の暮らしの価値が変わるものではありません。
休日や夜間に婚姻届を出す場合の注意
法務省によると、婚姻届の提出時期は随時で、届出人の本籍地または所在地の市区町村へ提出します。受付時間や必要書類の詳細は、提出先の市区町村への確認が必要です。
休日・夜間に受け付ける自治体もありますが、窓口や審査方法は自治体ごとに異なります。不備なく受理されれば提出日が婚姻日となる案内が一般的ですが、大切な日付を確実に残すため、次を先に確認してください。
- 提出予定の庁舎と時間外窓口
- 必要書類と本人確認書類
- 証人欄を含む記入漏れ
- 休日提出前の事前確認ができるか
外国籍の方との婚姻など、必要書類が異なる場合は、必ず提出先へ早めに相談してください。
入籍日の決め方・5つの順番
- 二人が大切にしたい日を挙げる
- 仕事、家族、手続きの都合を確認する
- 大安、天赦日、一粒万倍日を調べる
- 凶日の重なりが気になるか二人で話す
- 提出先へ必要書類と受付方法を確認する
暦だけで決めず、現実の準備まで含めて整った日が、二人にとってのよい入籍日です。